鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「あたしンち」9

あたしンち(9)

あたしンち(9)

これまでずっとお母さんが表紙だったが、この巻で初めてみかんが表紙を飾った。なかなかにかわいい。

ところで、お母さんが思い切って松茸を買ってきて、食べてみるものの、家族全員、味に「?」……というエピソードがあった。

松阪牛を初めて食べた時は、こんなにおいしいものが世の中にあったのかと思ったが、ふぐに関しては、刺身だったり、鍋だったり、これまでの人生で何度も(高いお金を払って)食べてみたものの、どうしてこの食材がかくも珍重されるのか、いまだに理解できないでいる。刺身なら鯛とか平目とか、鍋なら鳥の水炊きとかの方が、値段は半額以下いや1/3以下で、もっと食べでがあると思う。

まつたけも同じ。別にまずいというわけではなく、おいしいことはおいしいが、椎茸や、舞茸や、ぶなしめじがおいしいというのと同じ。つまり、あの値段は理解の範疇外であり、ありがたがっていただくほどのものではないと思っているのである。

というわけで、立花家のみんなの反応を支持する。

PROFILEには「あたしンち」1~14とある。写真は14巻発売時のもの(45歳)か、9巻発売時のもの(40歳)か。


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