鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「チェリオ」1

オリジナル単行本は、2000年8月7日、少年画報社刊。kindle版は2019年11月1日、グループ・ゼロ刊。分冊版とあるが、約90ページ、1~4話まで収録されている。紙の単行本は全2巻のようなので、分冊版は恐らくそれをさらに二分割し、全4巻としてのではないかと推察。

kindle版の表紙はオリジナル1巻と同じ絵だが、なぜか左右反転されている。意図は不明。

ある日橘家の庭に円盤が不時着する。乗っていたのは諸積ダン(推定高校生)とカブ(ペットロボット:万能コンピュータ)。2072年からタイムマシンでやってきたが着地に失敗したという。橘久作、その娘の百合絵、百合絵の夫の良行は当初はもちろん信用しないが、翌日の出来事をピタリと当てたことから信用し、居候を許可。さらに久作が理事を務める高校(百合絵はそこの教師)への転入を認める。

ダンが現代にやってきたのは「篠原かおる」を探すためだったが、同じ高校の生徒だった。ある時かおるが襲われ、強姦されそうになった時にダンが助けに行き、それが縁でかおるはダンのことが好きになり、親しく付き合うように。かおるがダンにキスをするところで1巻は終わり。

ダンが何のためにかおるを探しているのかは不明。

作中、百合絵が良行と抱き合ったりシャワーを浴びたりするシーンはふんだんにあるが、ダンはかおるからキスされて喜んでいるレベルであり、それ以上の行為は(今のところ)ない。その意味では、有村しのぶとしては大人しい作品である。エロ漫画家としての全盛期を過ぎた後の時期の作品のようなので、いろいろと作風を広げようとしていたのだろう。

ダンの時代は環境破壊が進んで食材の入手が困難。この時代の料理はとてもおいしく感じられる模様。また性的情報に関してはかなりの規制があり、そのためダンはほとんど免疫がない。裸の動画を見ただけで非常にショックを受けている。



漫画・コミックランキング