- ヒゲの筆「先生と助手(とデブ)」3(紙版の電子版)
2022年9月17日刊。
3巻所収の内容:
- 先生と助手(とデブ)31
- 先生と助手(とデブ)32~35
- 峰斐の里帰り
- ざんねん! ワンシアさん
- 伯楼にて(前)
- 伯楼にて(後)
- 劉泉の話
- 墓衣道士の話
- おまけ
人嫌いで山に一人で暮らす医師&薬剤師の李王峡(ワンシア)こと道元先生と、ひょんなことから住み込みで働くことになった幸花(シンファ)、学者の峰斐(フォンフェイ)、この三人の醸し出すシリアスかつコミカルな日常を描いたもの。第三弾。
そのコミカルな日常描写は少なめ。李王峡が医学院を卒業直前に自主退学して以降、幸花や峰斐と出会うまでの孤独と苦悩に多くのページが割かれている。これを知るからこそ、現在の道元先生の天然ぶりが愛おしい。
そして相変わらず峰斐はいい味を出している。