- Batta「狐のお嫁ちゃん」2(みんなのコミック)
2017年11月25日刊。内容は表紙のイメージとはかけ離れた、健全ほのぼのギャグである。
本巻での主要なイベントはお嫁ちゃんの実家訪問と発情期か。普通の人間には行かれない世界にお嫁ちゃんの「里」があったり、月経のサイクルが人間とは違ったりするのであるが、やはり「異種」という感じではない。基本はろまこめなので、違和感を持たない範囲に収めているのだろう。
本編は2/3程度で、残り1/3はサイドストーリー。ぬしさまの職場の同僚である笹山さんと田端さん、また妹の新芽ちゃんとその先輩のユリさんなど、周囲の人物に関するさまざまのエピソードが掲載されている。これが意外と面白い。特に笹山さんと田端さん、この二人が主人公の漫画でもそれはそれでイケたんじゃないかな。
紙版とkindle版では表紙が違うことに気づいた(1巻とも)。kindle版の方がぐっとセクシーである。なぜ変えたのか? そしてなぜ殊更にセクシーさを強調した絵にしたのか? たまたまではない理由があるような気がするが、今は気にしないでおこう。