鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「デキる猫は今日も憂鬱」6

  • 山田ヒツジ「デキる猫は今日も憂鬱」6(シリウスコミックス)

2022年6月9日刊。これが最新刊となる。

今回は仁科さんが中心である。仁科さんは諭吉がよく行くスーパーでアルバイトをしている女の子で、1巻から登場している。彼女はバンドをやっていた。一人暮らしで汚部屋と化しつつある。ある日、真っ青な顔をした仁科とバッタリ会った幸来は、彼女を部屋まで連れて行って惨状を目にし、諭吉に応援を頼むのだった……

コメディパートはテンポがいい。

幸来が「次は何を……」と言うと、諭吉は座布団を指す。座っていろと。「戦力外通告早過ぎない?」

幸来が「かつてのわが家を見ているようだ」と言うと、諭吉はくわっと怒りを露わにする。「すみません昔のウチよりは大分マシですね」

部長の娘・優芽ちゃんの名言。「私は推しを拝み全力で支えたいのであって推しになりたいわけではない」

7巻が待ち遠しい。



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