鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「家政夫のナギサさん」8

内容

ナギサと箸尾を引き合わせ、お互いに謝罪し合って話が進まないのをメイが調整。ぐいぐいくるなあと箸尾も驚くほどの強引な展開ではあったが、結果は最良だった。ちなみにナギサが預かっていた箸尾の手帳に書いてあったのは、ナギサへの感謝ではなく、「孫の顔が見たいと言われる」だった。だいぶニュアンスが違うなあ。

今回の一件でナギサはメイに大いに助けられた。感謝が愛情に変わるのにそんなに時間はかからなかった、ということか。ナギサは自分の気持ちをメイに伝える。

雑感

MR時代の箸尾ってメイに似ているんだよね。すぐに張り切るところ、自信家なところ、忙しいしわ寄せが食事などにすぐに出るところなど。彼氏をつまかえていた点は大いに違うけど。だからよけいに心配したんだろうな。ドラマでは全然似ていなかったが。

ところで、この件でナギサの気持ちがメイにぐっと傾くのはドラマも同じだが、原作ではナギサがメイを女として意識するようになったことをはっきり伝えている。胸が気になる、と。これは物語の冒頭で(洗濯しようと)メイのブラジャーを持ったところをメイに目撃されて大騒ぎになった時に「70Bには興味ない」と言ったことが伏線になっている。

ドラマではナギサもメイも色気が皆無で、だからドラマの感想であの画像を貼り付けてしまったのだが、そこは四ツ原フリコだから、その話題は避けない。ナギサはもちろん、メイもいい加減大人なのだから、そこは隠さない・ごまかさない方が、自分の好みには合う。