鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「不浄を拭うひと」1, 2:分冊版でないやつ

  • 沖田×華「不浄を拭うひと」1 , 2(本当にあった笑える話)

不浄を拭うひと (2) (comicタント)

不浄を拭うひと (2) (comicタント)

昨年の記事でこの作品を取り上げた時、「分冊版は、試しに読んでみたい人にはいいだろうが、徒らに冊数が増えるのは避けたい」と書いた。その後分冊版を6巻まで購入したところで止めていたところ、その後分冊でない通常版(?)が発売された。これは仕方のないことかも知れないが、腹の立つことでもある。

その上、確認してみると、通常版の1巻は分冊版の6巻の途中までが掲載されているのである。つまり、分冊版を6巻まで持っている自分は、通常版の1巻はすべて持っていることになるので不要だが、つい先日発売された通常版の2巻を買うと、重複が出てしまうのである。

なぜこのような編集にするのか。通常版の1巻は分冊版の1~5巻と同じ、2巻は分冊版の6~10巻、というように、辻褄を合わせるべきではないか。

誰が悪いのかわからないけど、この作者やこの作品が好きだからこそ、早くから買っていたファンが割を食うというのはなんとかしてほしいもの。ついでにいえば、分冊版の価格は高過ぎる。通常版の1巻が分冊版の1~5巻と同じだとするならば、価格も同じにすべきだ。