- 岸大武郎「レムリア -海の黙示録-」1、2(ビーグリー)
紙版は1、2巻とも2002年10月9日刊、バンチコミックス。電子書籍は2016年4月28日刊。「週刊コミックバンチ」(新潮社)2002年24号~42号掲載。
近未来の出来事。マヤは国際エネルギー開発機構(OZ)で量子頭脳の研究に携わる天才科学者。OZはクリーンで効率的なエネルギーを開発する国際組織だが、核融合炉を実現したことで、莫大な権力を手にすることになる。OZの不穏な野望を察知したマヤはOZの最終兵器・潜航要塞レムリアに自分の脳を移植し……
壮大な物語だが、序章の幕が上がったところで終わってしまった。理由は不明。ちょっと壮大過ぎたかも知れない。掲載誌が廃刊になるのは2010年だから、それが理由ではない。本作のあとで「コンパイルL」の連載が始まっている。だからこっちは短編なのか。