鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「公開処刑人 森のくまさん」

文庫本は2012年8月18日刊。栞の代わりに、2012年7月20日付の特急券が挟んであるから、実際には7月に発売されていたのだろう。出張の時に駅の売店で購入し、電車の中で読んだのかもしれない。

蔵書の中でふと目について読み始めてみた。ミステリーはよくない。一度読み始めたら止まらなくなってしまう。10年以上前に読んだ本で、中身を全く覚えていない。だから犯人が誰かもわからず、途中で作者によるミスリードにもまんまとひっかかって、非常に意外なラストを迎えた。

10~20ぐらい前はミステリーを読み漁っていたが、こんな風に覚えていないとすると、読み返したらまた楽しめるかな。



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