鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「眼鏡橋華子の見立て」2

2018年5月23日刊。2巻が出ていることを長いこと知らず、気づいて買ったのが今年の6月だった。

1巻のラストで眼鏡橋華子が失踪するが、特にどうということもなくあっさり再登場し、話が続く。

本巻では、華子が憧れるオーナーがついに姿を現わす(恐らくこの男が、華子の言うところのオーナーなのだろう)。もっとも、何者なのかは依然として謎だが。

川原と華子との間は一歩……いや、半歩は進んだようだ。二人の今後に期待したいが、その後5年経っても3巻は出ない。これで終わりなのかも知れない。