鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「アシガール」4

あらすじ

平成の世に送り込まれた若君は治療の甲斐あり元気になった。その見た目のカッコよさと高い精神性で多くの人をとりこにする。本人もかしづかれることに慣れておりごく自然に振る舞う。事情を知り、黒羽城跡を見、戦国の世へ帰る決意を固めるが、感染症にかかってしまい再入院……

若君が戻って来ないので吉田城では大騒ぎ。唯に疑いがかかり、逃亡、天野信茂と出会い、天野家で女中として身を隠すが、おふくろ様が捕らわれたのを知り出頭。風邪を引き、間者の嫌疑がかけられたところへ忠清帰還。忠清は唯に感謝し、唯は改めて若君の指示で天野家で静養することになる。

ドラマとの相違点

ドラマでは唯の母は医者で父は専業主夫っぽかったが、原作では父がサラリーマンで母が専業主婦っぽい。これは、ドラマがいい改変をしたと思う。

重傷を負った若君がやって来たのを見た尊は救急車を呼ぶが、若君の入院費は誰が払ったのか。医師には兄だといってごまかしたが、健康保険に入っていないどころか戸籍もないわけだから、とても尊ごときが誤魔化しきれないいろいろな問題が勃発したと思う。母が医師だからといって簡単にごまかせるものでもないだろうが、何か手を打ったんだろうと考え、気にしないでいられるからである。



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(2020/6/20 記)