鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「信長協奏曲」22(新刊)

待ちに待った22巻。

羽柴秀吉小早川隆景が密会した。それを目撃した竹中重矩からの報告によりそれを知った明智光秀はサブローに進言。サブローは謹慎処分にすることに決め、秀吉に代わり自身が本軍を率いて毛利と全面対決することに。まず池田恒興細川藤孝明智を向かわせる。が、明智は自分にしかできないことがあると、安土へ戻る……

突然明智光秀が「織田信長を殺さねばなるまい」と言い出すので驚いた。あれほど信長(というよりサブロー)に惚れ込み、忠臣ぶりをみせつけていただけに解せない。が、これは、殺すのは信長であってサブローではない、ということだろうか。最後の最後に自分が信長に戻り、自分が死ぬことによって信長を消す……? サブローはどうするのか。平成の世に戻る方法があるわけでなし、平成の世自体ももうないし。

相変わらずギャグの切れも抜群。信長自らが調理した鯛を家康が食べた(このエピソードは21巻だが)ことを知った市が、家康を責めるが、激しく責められた家康はしあわせそうであった……。

いよいよ次が最終巻になるとのこと。待てない。



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