鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「僕はまだ野球を知らない」2

西餅「僕はまだ野球を知らない」2 僕はまだ野球を知らない(2) (モーニングコミックス)作者:西餅講談社Amazon「おおきく振りかぶって」が下敷きになっているのは間違いのないところではないかと思う。かなり類似点がある。宇佐監督は野球の未経験者。モモ…

「僕はまだ野球を知らない」1

西餅「僕はまだ野球を知らない」1 僕はまだ野球を知らない(1) (モーニングコミックス)作者:西餅講談社Amazon前作「ハルロック」は名作だったが、その後2年近くも作品が発表されず、ようやく出てきた本作はモーニング本誌ではなくモーニング・ツーで、ちょ…

「ちびとぼく」1

私屋カヲル「ちびとぼく」1 ちびとぼく(1) (バンブーコミックス 4コマセレクション)作者:私屋カヲル竹書房Amazon私屋カヲルを知るきっかけになった作品であり、自分が考える私屋カヲルの代表作。というのは、話がおもしろいこと、キャラクターが魅力的で…

「ポーション頼みで生き延びます!」1

FUNA原作、九重ヒビキ作画「ポーション頼みで生き延びます!」1(シリウスコミックス) ポーション頼みで生き延びます!(1) (シリウスコミックス)作者:FUNA,九重ヒビキ,すきま講談社Amazon異世界転生もの。異世界転生もの、という分野がしばらく前か…

「おひとり様物語」1

谷川史子「おひとり様物語」1(KISSコミックス) おひとり様物語(1) (Kissコミックス)作者:谷川史子講談社Amazon「Beth」2007年Vol.1~6、「Kiss」2008年No.5およびNo.9に掲載された作品。一話完結の短編、全8話。電子版のつんどく本で、購入はずいぶ…

「岡崎に捧ぐ」(全5巻)

山本さほ「岡崎に捧ぐ」1~5(小学館) 岡崎に捧ぐ(1) (コミックス単行本)作者:山本さほ小学館Amazon岡崎に捧ぐ(2) (コミックス単行本)作者:山本さほ小学館Amazon岡崎に捧ぐ(3) (コミックス単行本)作者:山本さほ小学館Amazon岡崎に捧ぐ(4) (コミ…

「新・少年三白眼」

私屋カヲル「新・少年三白眼」(フラワーコミックス) 新・少年三白眼 (フラワーコミックス)作者:私屋カヲル小学館Amazon私屋カヲルの第三作品集。「新・少年三白眼」の3~7話が収録されている。「少年三白眼」は初連載とはいえ3話だけであった。それから4ヵ…

「続・少年三白眼」

私屋カヲル「続・少年三白眼」(フラワーコミックス) 続・少年三白眼 (フラワーコミックス)作者:私屋カヲル小学館Amazon私屋カヲルの第二作品集。「続・少年三白眼」全3話と「新・少年三白眼」の1・2話が収録されている。ギャグ漫画としては悪くない。笑え…

「少年三白眼」

私屋カヲル「少年三白眼」(フラワーコミックス) 少年三白眼 (フラワーコミックス)作者:私屋カヲル小学館Amazon「別冊少女コミック」(小学館)掲載作品。 1 当世幽霊気質 デビュー作 1991年4月号 2 MaMa 1991年8月号 3 少年三白眼 全3話 1991年10月号~ 4 …

「ご機嫌ナナメの吉岡さん」

福地翼「ご機嫌ナナメの吉岡さん」(ナンバーナイン) ご機嫌ナナメの吉岡さん〜福地翼短編集〜作者:福地翼ナンバーナインAmazon最近おなじみの「~の○○さん」式タイトル。もう驚かない。初めて読む作者のはずだが、名前に覚えがある。どこで見たんだろう? …

「もっとだめよめにっき」

私屋カヲル「もっとだめよめにっき」(アクションコミックス) だめよめにっき : 2 もっと だめよめにっき (アクションコミックス)作者:私屋カヲル双葉社Amazon「だめよめにっき」の続編にして完結編。隣家のヨメの登場回数が増え、「オット×ヨメ」より「ヨ…

「だめよめにっき」(再)

私屋カヲル「だめよめにっき」(アクションコミックス) だめよめにっき : 1 (アクションコミックス)作者:私屋カヲル双葉社Amazonkindleで買い直し。最近、私屋カヲルをいろいろ読む機会があって、思っていたのと絵柄も内容もかなり異なり、「これも私屋カ…

「シロマダラ」(再)

小林まこと「シロマダラ」 シロマダラ (月刊少年マガジンコミックス)作者:小林まこと講談社Amazon少し前に、ヒリヒリする漫画が好きだと書いたが、ヒリヒリする代表格が、この作品。これほどヒリヒリする話はちょっとほかに思いつかない。ヤクザが絡めばヒリ…

ブログの一本化

2010年8月以降は、本の感想はここのブログに書くことにしているが、それまでは別のブログに(気が向いた時に)感想を書き散らしていて、検索のことなどを考えるとそれを一本化したいと常々考えていた。新しく書きたいことがいろいろあるが、その時間がなかな…

ヒリヒリする本

自分がどういう作品を好むか、自分なりにはわかっているつもりだったが、ここ二年ほどで600冊近い本の感想をブログに書き込んでいるうちに、自分は「ヒリヒリする話」が結構好きなんだなあ、ということに気づいた。このカテゴリーに属するものというと、古く…

「ゴルゴ13」10

さいとう・たかを「ゴルゴ13」10 ゴルゴ13(10) (コミックス単行本)作者:さいとう・たかを小学館Amazon 内容 雪は黒いドレスの肩に アラスカ工作員 鎮魂歌に牙を リオの葬送 ナチス鉤十字章は錆びず ラ・カルナバル 雑感 本巻は第二話以降が連作短編にな…